フード&ドリンク

イースター直前は新作フィッシュ・バーガー続々登場

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キリスト教では復活祭(イースター)の46日前から四旬節(レント)という期間があり、その間は肉などは一切食べず、質素な食事(本来なら断食)を続けることでした。唯一この期間の金曜日には魚類を食べることを許されたと言われています。そしてこの時期に合わせて多くのファストフードはシーフードをテーマにしたメニューを発売して販売競争を繰り広げます。アメリカのマクドナルドは60年代に四旬節の魚の食事に目をつけて、フィレオフィッシュを完成させ、商品の売り上げで成功した結果、フィレオフィッシュはレギュラーメニューとして登場しました。

バッファロー・ワイルド・ウィングス (Buffalo Wild Wings)

バッファロー・ワイルド・ウィングスは四旬節に合わせて、新メニューのフィッシュ・サンドイッチを発売しました。ハドックは北アメリカや北欧ではよく食べるタラの仲間で、フィッシュ・サンドイッチには分厚い衣に揚げたハドックとシャキシャキのレタスと特製ガーリックタルタルソースがトッピングされ発売されました。またサンドイッチではなく、通常のフィッシュ&チップスも提供しています。

ウェンディーズ (Wendy’s)

ウェンディーズは四旬節に合わせて、クリスピー・パンコ・フィッシュ・サンドイッチを発売しました。ウェンディーズはシーフードメニューは得意分野でもあり、以前からタラを使ったフィッシュ・サンドイッチを販売していましたが、現在は中止しています。今回はタラではなくアラスカ産のスケソウダラの切り身を使い、クリスピー・パンコ・フィッシュサンドイッチを発表しました。カリカリのパン粉で切り身を揚げ、クリーミーなタルタルソース、レタス、ピクルス、チーズと一緒に挟んでいます。スケトウダラのフィレは、バター風味でニンニクとオニオンの香ばしい香りです。アメリカ国内ウェンディーズで期間限定で販売中です。

フリッシュ・ビッグボーイ (Frisch’s Big Boy)

他の多くのファストフードと同様に、フリッシュ・ビッグボーイも四旬節の季節に2つの新しいシーフード商品、スリラチャ・フィッシュ・サンドウィッチとレモンペッパー・フィッシュ・サンドウィッチを発売しました。シラチャ・フィッシュ・サンドイッチは伝統的なフィッシュ・サンドイッチをスパイシーにアレンジし、2枚のタラの切り身をシラチャで焼きました。レタス、スパイシータルタルソースをかけ、トーストしたバンズに挟んでいます。レモンペッパー・フィッシュ・サンドはタラの切り身にレモンペッパーの香ばしい味付けし、レタス、オリジナルタルタルソースをトーストしたバンズに挟んでいます。このメニューも期間限定でフリッシュ・ビッグボーイ店舗で販売しています。

バーガーキング (Burger King)

今はどこのファストフードもフィッシュサンドを提供していますが、ニュージーランドのバーガーキングのフィッシュサンドは一味違います。新しいバーガーキングのフィッシュ&チップスバティは、フィッシュ&チップスの名前の通りに全てサンドイッチにしました。フライドフィッシュのパティ、カリカリのポテトフライ、ピクルス、そしてもちろんタルタルソースがトッピングされています。もしフライドポテトまでは多すぎる方には、フライドポテトなしでも注文ができ、ピクルスをチーズに変えて提供しています。ニュージーランドのバーガーキングで期間限定で販売です。

アービーズ (Arby’s)

アービーズは新しいメニューの告知にTikTokを取り入れた投稿をしており、今回のフィッシュサンドウィッチもキャッチーなメロディーと海で浮かぶアービーズの船がマクドナルドのフィレオフィッシュの画面に切り替わり、船の中にいるようにゆらゆらと左右に動きながらアービーズの大きなクリスピー・フィッシュ・サンドイッチがフィレオフィッシュとのサイズを比較する動画を公開しています。

ポパイ (Popeyes)

チキン専門のファストフード、ポパイは初めてフィッシュ・サンドを発売しました。ポパイ定番のフライドチキンサンドイッチからアイデアを得た内容で、同じトッピングのバター風味のパンを使っています。チキンサンドとは違い、ヒラメの切り身を使ってスパイスな味付けとクリーミーなタルタルソースを添えて、淡白な魚の風味を引き出しています。品質を手抜きせず、食材が最高のものであるように努力して提供していますとポパイは発表しています。ポパイのフィッシュ・サンドはアメリカ国内で販売しています。