オーストリアのオーディオシステムメーカー「プロ・ジェクト(Pro-Ject)」は、レコードを再生する際の自動ターンテーブル「オートマットA1(Automat A1)」を発売しました。ビギナーとしてレコードで音楽を聴く、オーディオファンに最適なエントリークラスのターンテーブルです。本機はレコード盤にダメージを与える不正確なキャリブレーションの問題も回避して作られました。
オートマットA1は、レコードの溝に届くまでアームを下げる自動トナーム駆動機構を採用しており、アームが自動的に外れ、すぐにレコードを再生することができます。回転数の設定も可能で、アンチスケーティング・カートリッジや防磁型ヘッドシェルなど、プラグアンドプレイに適した様々な利便性を備えています。オートマットのラインはこれが初代となっており、今後も改良を重ねて新しい製品が発売予定です。無駄なラインを削ぎ落としたデザインは、王道のレコードプレーヤーを彷彿させる印象を持たせます。価格は499ドル(約5万7,000円)です。
A1 – Pro-Ject Audio Systems